ぶどうの成分は?
ブドウの主成分の糖質は、ブドウ糖と果糖で、その他多量の酒石酸やクエン酸を含みます。
ビタミンは、A、B1、B2、Cなどで、カリウム、リン、カルシウム、鉄分などのミネラルも含まれています。
ぶどうの栄養効果は?
①ブドウ糖が疲労回復に!
主成分であるブドウ糖・果糖は、体内に入ってすぐにエネルギー源になるので疲労回復の効果がとても速
く、また、糖質は脳のエネルギーにもなるので事務作業で頭が疲れたり、集中力を高めたいときにおススメで
す。疲れた時の万能薬ですね。僕も夏の暑い時期、農作業で体が疲れたなあと感じているときに、ぶどうをつ
まんで食べますが、すぐに「回復したなあ。」と実感します。
②カリウムが高血圧予防に!
カリウムには、体内の余分なナトリウム(塩分)を排泄し、血圧をコントロールする働きがあるということです。
また、利尿作用や腎臓の働きを助ける働き、体温の調整作用による熱中症の予防効果なども期待されると
いうことです。
③ポリフェノールの一種であるアントシアニンで老化防止に!
ぶどうの特徴は、皮や種に含まれるアントシアニンでしょう。ポリフェノールは抗酸化の作用を持っています。
活性酸素などによる老化防止、発ガン抑制の働きがあるということです。
柿の成分は?
柿もぶどうと同じように、ビタミンやミネラルなどの栄養を含んでいます。柿で特長的なところが、ビタミン
Cやβ-カロテン、タンニンなどを豊富に含んでいる点です。
柿の栄養効果は?
①柿1個で1日分のビタミンCが取れる!
ビタミンCの1日の必要摂取量は100ミリグラムと言われていますが、柿1個に100ミリグラム強が含まれ
ています。豊富なビタミンCが含まれてますね~。ビタミンCは、お肌のシミ、そばかす予防などの美肌対策に
も期待ができると言われ、また、疲労回復、かぜの予防、ガン予防、老化防止にも効果があると言われていま
す。ただし、食べ過ぎると、体を冷やしたり、鉄分の吸収を阻害したりするので、適度な量を食べるようにしま
しょう。
②カリウムが高血圧予防に!
ぶどうと同じで、血圧をコントロールする働きがあります。
③二日酔い防止と解消に!!
ビタミンCとタンニンには、血液中のアルコール分を外へ排出する働きや副腎機能低下を防止する働きがあ
ります。また、酵素(カタラーゼ、ペルオキシダーゼ)がアルコールの酸化・分解を促すため、血中アルコール
濃度の上昇を防いでくれます。二日酔い解消に効果的です。
また、お酒を飲む前に柿を1~2個食べておくと、悪酔い防止にもなるそうですよ~。